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生産性を高める取り組みは、
工場全体を俯瞰することから始まった。

埼玉工場 
生産管理課 係長/2013年入社

Talk01

自分の行動や判断が
会社に及ぼす影響は
計り知れない。

生産管理という仕事は埼玉工場の生産全般を管理する仕事です。具体的には量産品の適正在庫の管理とそれを維持する材料の手配、現場への指示と進捗管理。特注品の引き合いへの製作可否と納期の確認。さらに必要に応じた管理文書の作成や更新などです。自分の行動や判断が工場の生産性にダイレクトに影響し、会社の収益をも左右しますので、常に慎重な判断を下しています。もちろんそこが仕事のやりがいや醍醐味でもあります。私のモットーはどんな小さな依頼でも、任された以上は期限を守ることです。この積み重ねが私という人間への信頼にも繋がると思い、日々仕事に取り組んでいます。

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Talk02

働きやすさが増すことで
生産性は確実に上向いた。

埼玉工場では現在『DSP』(電成興業 埼玉工場 プラウドワークプレイス)という生産性改善プロジェクトに取り組んでいます。工場長をリーダーとしたチームを組成し、生産管理課の私が専任メンバーとなってプロジェクトを推進しています。外部コンサルタントによる工場診断をもとに生産性の向上を阻害する問題点を洗い出し、ひとつ一つ改善していくという取り組みです。言うまでもなくものづくりの主戦場は工場です。機械と対峙する現場はメーカーの心臓部ですから、現場の声を聞き漏らすことがないよう、常に最善の注意を払っています。しかし、現場の声に耳を傾けるだけで生産性が上がるものでもありません。それには工場全体を俯瞰する視点が必要でした。第三者による客観的な分析から複数のボトルネックが明らかになりました。例えば工場内を無駄に歩き回る時間が多いこと、廃棄か保管か曖昧なままで放置されていた資材の多さ、そもそも掃除や整理・整頓を念頭に置いていない時間配分などがその一例です。他社では当たり前のことも、弊社では不十分だったことが浮き彫りになったのです。問題点を1年かけて改善したことで、工場内の汚れは少なくなり、資材は整然と配置され、これまでのような時間の無駄使いも減りました。働きやすさが増すことで生産性は確実に上向きました。目に見える成果が社員ひとり一人のモチベーションを刺激し、工場全体が活性化してきたと感じています。

Talk03

過酷な生産管理業務を
ひとりでおよそ1年続けた。

数年前のことですが、全国の小中学校全てにエアコンを設置するという方針を政府が下しました。翌年の夏に間に合わせるため、工事は春休み期間までに完了させなければなりません。普通教室だけでも20万近い教室への設置が必要だったため、当初よりメーカーの供給体制や工事が間に合わないのではと指摘されていました。案の定その指摘は的中し、弊社への受注数は例年の2倍を超え、空調工事に必要な在庫は全く足りませんでした。埼玉と山形の両工場をフル稼働させましたが、それでも日毎に受注残が溜まっていきます。しかも保護管を繋ぐ継手製品のサイズはそれぞれ10種類近くありましたから、その忙しさたるや過去に前例のないものでした。当時、後輩社員のいなかった私は、この過酷な生産管理業務を一人でおよそ1年続けました。今となっては笑って話せますが、当時は忙し過ぎて笑う余裕もなかったと思います(笑) この大変な時期を経験したおかげで、今では並大抵のことでは動じない精神力が身に付きましたね。

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Talk04

昔と比べて良い会社になったね、
と言ってもらえる会社にしたい。

私の夢は電成興業に勤める人が「昔と比べて良い会社になったね」と言ってもらえる、従業員満足度の高い会社にしていくことです。昨年息子が生まれ父親をしながら働いていますが、国が推奨するほどの育児休暇は取れていないのが現状です。もっと子育て世代にも優しい、ワークライフバランスの整った会社にしなければなりません。そのためには仕事を共有し、分担しあえる仲間が必要ですし、現場でも生産性の向上や多能工化の促進をもっと進めていかなければと思います。

Give a yell !電成興業を目指す人へエールを!

創業して今年で74年と歴史の長い会社ですが、まだまだ成長の余地のある会社です。何事にもチャレンジする精神があれば、何歳であっても活躍できる職場です。私たちと一緒に社会に役立つものづくりをしてみませんか!

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